点滴滴下計算ってちゃんと理解すれば超簡単【図解あり】

本人
本人

みなさんは点滴滴数計算は得意ですか?

工学部出身でもあるので点滴計算はお手の物です。

滴の滴下計算のために早見表やメモを持ち歩くのは邪魔ですよね

この記事では、点滴滴下計算の方法を完璧に理解し、現場で応用することができるように説明していきます。

本当に理解するために必要な数学的思考を記載しています。

読んでほしい人
点滴の滴下計算が根本的に理解できていない人
計算式を忘れてしまう人
簡単に計算したい人

まずは点滴の滴下計算式を理解する

まずは計算式を理解しましょう

求め方は上記の図です。なぜ、計算が必要であるのか?

点滴を滴下するためのルートによって1ml=滴下数が違うこと。何より輸液量や滴下時間の指示が状況によって違うためです。

今回、①1分(60秒)あたりの滴下数にしたのは現場で実践するためです。30秒あたりでしっかり合わせたければ割る2、そこそこの精度で合わせるため10秒あたりなら割る6など調整がしやすいです。

【ステップ紹介】滴下計算は単純な計算のみ

そもそも滴下計算とは、点滴の滴下速度(ml/時間)を計算しているのです。速度の計算をしているだけです。

つまり車の速度計算と全く同じ。

ただ滴下数に換算するために

×20(or 60)をしているだけ

計算のステップ
ステップ1⃣ 1時間当たりの輸液量を計算
ステップ2⃣ 1分あたりの輸液量に変換
ステップ3⃣ 滴下数に換算
ステップ4⃣ お好みの秒数に換算

図の計算式は、数学(算数)で習ったようにどの順番から計算してもよいです。しかし、現場で応用できるように上記の計算ステップ踏むと電卓を叩く回数が減ったり、暗算できるようになる近道です。

基本的な事が理解できているひとは、下記のステップを飛ばすことを推奨します。

ステップ1⃣ 1時間当たりの輸液量を計算

1時間当たりの輸液量(ml/h)=総輸液量(ml)÷時間(h)

です。とっても簡単。500(ml)を4時間で落としたいなら

★500(ml)÷4(h)=125(ml/h)・・・1時間あたりの輸液量

なぜ1時間当たりの輸液量を先に?

×20を先にして総滴下数を出しても良くない?

始めに×20するということは、出てくる値は滴数です。つまり、総輸液的数をしったとこで、数字が大きくなるだけでイメージがしづらいです。

※最終的に○○秒あたりの滴下数を求める訳ですが、ステップ1⃣では●●時間あたりの輸液量(ml/h)を求めることを推奨します。

(例)500mlの輸液を4時間で落とすなら500(ml)÷4(h)=125(ml/h)になる訳です。ステップ1⃣を最初に踏むことで、2時間だったら250mlだから、2時間で輸液の半分落ちていればいいかとイメージが付きやすいです。(滴数だと5000滴でイメージできない)

ステップ2⃣ 1分あたりの輸液量に変換

ステップ1⃣で1時間当たりの輸液量(ml/h)を求めたので1分当たりにするために、÷60をするだけです。これはイメージが付きやすいですね。

必要な知識は1時間=60分ということだけです。

★125(ml/h)÷60(滴/ml)=125/60 (ml/min)・・・・1分当たりの輸液量

1mlあたりの敵数が20というのは

20(滴/ml)ということ

ステップ3⃣ 1分当たりの滴下数に変換

輸液ルートには1ml=20滴や60滴と袋に書かれています

引き続き500(ml)を4時間で滴下する(20滴ルート使用)という指示で説明します。

★滴数への変換は×20をします

※今回は20(滴/ml)を使用しているため

※計算式を載せると数学が嫌いな人はややこしくなるだけなので省略

ステップ4⃣ 例)10秒あたりの滴下数に変換

ステップ2⃣で1分当たりの輸液量に。ステップ3⃣で1分当たりの滴数になりました。最後に、10秒当たりで滴下数を合わせたければ、÷6をしましょう。

必要な知識は1分=60秒だけです。中1の数学の知識がなくても、÷6をするというのは理解できるでしょう。

割る÷18するだけの簡単な滴下計算【20滴/mlルート使用】

再度、1分当たりの式を載せますね

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: hfh.png

個人的におすすめな、計算式と利便性から10秒当たりの滴下数の計算方法をおすすめします。10秒あれば誤差も出づらいですし、更に÷2すれば5秒当たりの滴下数も算出しやすい

ちょっと上の方に示したステップ4⃣(1分当たりの滴下数から秒に変換する工程)を上図に加えるだけです

例題1)1500mlの高カロリー輸液を24時間で投与(20滴/mlルート使用)

どのように合わせますか?

10秒当たりの滴下数=1500÷24÷18=3.47222電卓を叩く回数2回

(5秒当たりの滴下数=1500÷24÷18÷2=1.73611→10秒当たりで求めて÷2は暗算すれば電卓は2回叩く)

例題2)500mlの高カロリー輸液を6時間で投与(20滴/mlルート使用)

10秒当たりの滴下数=500÷6÷18=4.629

 

自分が何秒で合わせたいか予め決めて置き、先に固定数を計算するだけで、圧倒的に計算が簡素化されます。

÷18をする理由が分かりましたか?

割る÷6するだけの簡単な滴下計算【60滴/mlルート使用】

先ほどまで使用した20滴/mlを60滴/mlと数字を変換するだけです。

理解できた人、暗算や算数が得意な人は、式の上の部分が3倍になることが容易に理解できます。つまり、10秒あたりで合わせるなら、÷6ということになります。

【まとめ】点滴滴下計算を理解する上での数学的思考

それはズバリ単位です

全く理解ができていない人のために、今回は計算式の一部分がいかに簡単かステップ別で紹介しました。おそらく、ほとんどの人が理解できている部分だと思います。

逆に、式を長々と説明したことで、余計にややこしく考えた方に対しては申し訳ありません。

点滴の滴下計算は、微積の公式や大学で習うような難しいものではありません。むしろ、公式といった風に数学的に考えるものではありません。

「時速40kmで2時間走ったら80Km進む。」「時速20Kmで走ってるなら30分で10Km進んでいる」小学生がやる計算とほぼ同じです。

なぜ難しく考えるのか?

実は、この記事で一つ意識したことがありまして、「単位」です。「単位」は計算式そのものを表しています。よく車で200キロのスピードが出るなんていいますが、正確には200(Km/h)です。単位は正解共通です。算数が苦手な人は、単位を活かせていない方が多いです。

図で示した少し長々した式も、「単位」の部分だけ計算したら、最終的に求める速度(滴/ml)や速度(滴/10S)になるのです。

余計だけど「単位」が理解できれば数学楽しいよ!

点滴滴下計算においては、式を暗記するのではなく式の過程や意味を理解しよう

計算方法を完璧に理解している人は

電卓を数回叩くだけで好みの秒数で

滴下速度を合わせることができます。

 


[アンファミエ] 看護師用電卓 点滴タイマー dretec アンファミエ限定カラー バックライト ストラップ付き ネイビー


dretec(ドリテック) 点滴タイマー 電卓ナース 看護士 介護士 バイブ 点滴 アラーム 時間 コンパクト TT-101WT(ホワイト)


ナースリー ナーススケール(2枚組) 滴下早見表 意識レベル表 ゲージ スケール 医療 ホワイト 1043300A




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です